amanogawa777のブログ

NLP文章メンタルカウンセラー郁弥の徒然対処法

嫌だけどやる、の効果

人の進化は『嫌だけどやる。やりたいけどやらない』にあると、ある人が言っていました。

とはいえ、嫌だけどやるを子供の頃から続けすぎて、嫌な習い事をどうしてもやめさせてもらえなかった私は、ほんまかいな~と思っていました。

 さきほど、仕事のやり取りの中で、本音の部分で一番苦手だと思う人と久しぶりに電話で話しました。

 嫌だ~それしか思えない。

きょう見たドキュメンタリーで体操の内村選手が団体決勝の種目順番を聞いたときに浮かんだ言葉と同じものが浮かびました。

そやな、みんな嫌だけどやる。だから、越えてるんだ。

その決意の一歩なんだ。

その人は深い部分では私の鏡でした。規則正しい彼女、ほしいものをほしいと言える彼女、決断力のある彼女、がんばっている彼女。

それは、私が自分にたいして足りないといつもジャッジしている部分を学ばせるために出会ってくれた存在。

本当に苦しい出来事もあったけど、それは私を一番成長させてくれた。

心からの感謝を込めて。わだかまりなく彼女と話せる自分がいた。

あ、私、自分の苦手な部分を受け入れたんだ。そして、嫌だけどやる、で私も頑張ろうって腹くくったんだ、そんな気付きがありました…。

やっぱり出会う人には全て意味がある。
嫌な気分にさせてくれる人ほど何か気づかせてくれる。

嫌だけどやる、この効果はやはり強いようです。

とはいえ、場を変えるかどうかの見極めは別の視点で必要かもしれませんが。



 

家系図を作ろう

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ある日、友人から言われました。
「横浜中華街を歩いてたらさ。占い師に呼び止められてさ。『あんた家系図を作ってるね。良い先祖供養をしてるよ』って言われたんだ」と。


他にも家系図の話をする人がいたので、これは私もやれということだなと思い、作りました。

幸いにも途中まで祖父が作ってくれていたのですが、簡単に作り方を言いますと

家の仏壇にある過去帳をみる。
墓石などの説明をみる。
菩提寺過去帳があるか聞く。

また、役所で除籍戸籍を先祖供養名目で申請し取得する。
祖父の前の代ぐらいまで出ます。

そして、図書館で古い地図にあわせて住所を調べて今住んでいる人に会いに行ったり、過去の資料を見ます。先祖が武士だと図書館にある藩の資料で調べやすくなります。

私の場合、とても不思議なことがありました。親戚に何人か同じ名前の方がいて、その方のお名前と同じ方が幼少期、他界されていることが分かりました。

そして、その方と強い縁のある方がなんとその時、私の住んでいた都内の家の近所に引っ越して住まれていたことも分かりました。その家に接触しようとするとカラスがベランダに来てかなり怒るので、関わってほしいわけではないと感じました。

まさに、供養をしてほしいと任された役回りだったなと感じます。お地蔵さんを父が作り、過去帳に名前を入れてもらい、お寺でお経をあげてもらいました。夢で女の子をお寺に連れていきました。

 その後から体調も良くなってきた気もします。無関係かもしれませんが。

 さて、話がそれました。

 家系図をおすすめする理由はそれら供養だけではありません。

 こんなにたくさんの人が生きてくれたから、今の私がいる。

 そして、みんな当然ですが、亡くなっている。

 昔は特に多くの方が早くに他界しており、何も苦労のない幸せだけの人生はそもそもないと気付きます。

 そして、この方たちに見守られて生きているのだと自信が持てます。

 そんなわけで、家系図をおすすめします。私たちはいつも愛されています。ありがとう。


NLP文章メンタルカウンセラー郁弥でした。

夢を見るために起きる

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「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」
村上春樹さんの本のタイトルのように、私も夢を見るために起きる日々がありました。

 朝、目が覚めても現実が受け入れられなかった。

 本当に苦しくて、こんなにも悲しい出来事に生きているうちに出会うことがあるのだろうかと思った。

 かといって死ぬ勇気もない。

 だから、毎晩、夢を見るために起きました。そして、現実の働いている世界が夢で、眠っているときの世界が本当なんだと決めました。

 だって、私の人生だもの。そうやって自分の心を守ってもいいでしょう?

 それでも、夢は潜在意識と直結しているので、現実と似たような姿を見せることもありました。でも、眠っているときが何より幸せでした。

 それでも朝、涙で目が覚めるとき、私はいつもこの詩を暗唱して自分を励ましていました。

 昔からよく言われる「いろはにほへと」のいろは歌です。
たくさんの本を読む中で、最も心に響きました。


色は匂へど 散りぬるを

我が世誰ぞ 常ならむ

有為の奥山 けふ越えて

浅き夢見じ 酔ひもせず


(意訳 花の香りはまだするのに、もう散ってしまっているよ。この世には常のものなどないのだよ。私だって実在はしていない。すべて無だ。
愛、悲しみ、希望、怒り、今思うものすべて実体のない幻想にすぎない。すべて浅い夢、ならば酔うまい)
 

心が癒された詩でした。

そんな素晴らしい詩だからこそ、今も語り継がれるのでしょう。

本当に苦しいとき、ぜひ、そらんじてみてください。きっと助けになります。


でも、今はすっかり忘れて、元気に朝からコーヒーとパンを食べて小野リサを聞いています。

苦しいときも、ずっとは続かない。
諸行無常です。




NLP文章メンタルカウンセラー郁弥でした。

出会いの一冊

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言わずと知れた世界の名著、7つの習慣。

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」とともに、苦しい時期、メモしながら読みました。何とか解決策はないかと。

結局根本的な変化は山崎啓支さんのNLPで起きたのだけれど、その前に、知人の紹介で会った著名なコーチに
「コーチをつけずにここまで一人で分析したのはすごい」と言わせたのはこの一冊のおかげも大きい。

あとは、NPOファミリーカウンセリングサービスの手法で毎晩寝る前に3カ月間、

・きょうあった良いこと
・感謝すること
・自分の良いところ
・好きなこと
・やってみたいこと
を10個ずつシートに書くということもしました。

脳内のネガティブ回線から、ドーパミンが出るわくわく回線の方を強化するため。

そのほか、今の課題など書き出したり、許せないことなど怒りはノートに書き出して、頭の中からは出して、ノートに記憶させて棚の奥にしまう、というやり方をしました。いつでもそこから取り出して読めるから、頭からは外そうと。(NLPのビリーフチェンジでビリーフを預ける概念と似ていましたね)

しかし、この方法は、好きなことや自分の良いところを書けずに終わる人もいます。そのため、カウンセラーなど支援者の励ましも一緒に必要です。

さて、話がそれました。

7つの習慣の素晴らしいところ。正しくは読んでくださいね。簡単に書きますと

1つは関心の輪ではなく、影響の輪に力を入れていること。

 にじゅうまるの真ん中に自分がいるとイメージしてください。外側が関心の輪。内側が影響の輪です。

 私たちは人からどう見られるか、これはうまくいくかという大きい外側の関心の輪にいつも、とらわれています。

しかし、それはいくら広げても無限に広がるばかり。だって他人の考えは自分にどうすることもできませんから。不安になっちゃいますね。

それより、内側の輪。自分でなんとかできる影響の輪の拡大に力を入れる。行動したり、考えたり。

自分で変えられることに専念すると、不安も減り、結果的に良いものがきます。




そう、話がそれますが、よく言われる
不安の8割は起こらないという法則も本当です。

私は信じていませんでしたが、まさに引き寄せの法則なんですね。

大丈夫だと思っていると起こらずに出来事が避けていくんです。驚きました。

このあたりは、インド映画「きっとうまくいく」が大変おすすめです。

また話がそれました。

さて、そうそう、次の7つの習慣の素晴らしいところ。

それは、

あなたはどこに優先順位を置くか?


という問いかけ。

1 緊急で重要なこと
2 緊急でない重要なこと
3 緊急で重要でないこと
4 緊急でない重要でないこと

さて、あなたはどれですか?



答えが決まったら下を読んでくださいね。


私、当時は1 緊急で重要なことに決まってると思っていました。

仕事に追われ、目の前の早くやらないといけない仕事に忙殺されていました。だって緊急だし重要だもん。

でも、それだとダウンします笑。はい、朝五時から夜中の二時まで働く日々、体が持ちませんね。

人生を豊かにする考え方は

2 緊急でない重要なこと

にどれだけ時間をさけるか、なんですね。


確かに、死ぬ間際に「あの書類を」とか「あの仕事をやった」とか、「卒業証明書を持ってきて」とは言いません。

家族とどんな話をしたか、どんな素敵な旅をしたか、子供の寝顔、親の笑顔、ありがとうといわれた記憶、そんな、緊急でない重要なことが走馬灯のように浮かぶのでしょう。

いつ人生の終わりが来るかはわかりません。でも、
全ての人に必ず死はきます。

自分の人生をどんなものにしたいか考え、学び、行動することに、どれだけ時間をかけられるか。

緊急でない重要なことを優先することは、一見大変です。

でも、もしこのあとすぐに交通事故で亡くなるとしたら?

あなたに悔いはありませんか?


 
それがもし一カ月後なら、何をしますか?





それがもし、二年後だとしたら?









やっちゃえ。


NLP文章メンタルカウンセラー郁弥でした。
🎊

場所をずらして気付かせる本

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気付きのためのずらしシリーズ。

今度はこの本をおすすめします。

食べて、祈って、恋をして
映画も素敵だけど、本の方が詳細が伝わって私は好きです。

引き寄せの法則も読んでいる間にたくさん起きました。

さまざまな地に旅する主人公とともに、自分自身も場所の視点をずらし、成長できます。

TEDのプレゼンテーションで筆者が実話だと話しているのを聞いたように記憶しています…素敵😉

この中に出てくるローマにある世界一のピザ屋が中目黒にもあるんですよね~。
ダ・ミケーレ。カナダで知り合った野球好きのあんちゃんたちがピザ焼いてます。味は最高です。話がそれました…。
 

視点をずらし、気付きを得る。

私たちが悲しいとき、引っ越して場を変え、
気分を変えるのも同じことかもしれません。

NLP文章メンタルカウンセラー郁弥でした。😃💕

時間軸をずらして気付かせる映画

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 小学生の道徳の時間について学んでいると、こんな記述がありました。気付きは、ずらしで起こる。

場所、人、時間 のずらし。

 コーチングでもカウンセリングでも、
視野を今から未来や過去に飛ばして広げたり(NLPならばリフレーム、チェインプロセス、リインプリントなど)、
別の人の立場に入ったり(ポジションチェンジなど)するので、非常に似ている。

 ふと気付くと映画や良い本も同じである。

私たちの視野を、主人公ら別の人にずらしたり、場所を変えたり、時間の視野を広げたりしてくれる。

 旅もそうだ。

 なるほど。

気付きはずらしから起こる。

さて、この映画は私が苦しいとき、ある女性にすすめられた。

彼女が苦しいとき、支えた一作だという。

彼女との縁は今はほとんどないけれど、こんな素敵な作品をつないでくれた。


それだけでも十二分な縁。

どこに、どんな素敵な出会いがあるかわからない。

きょう、電車で隣に座る人かも。

目を開けていないと!

トスカーナの休日。

この映画は先に家という場を買い、つくっていく過程で自分が変化していく物語。


そう、先にあるようにするのだ。

ここでも先に家を買ったら家族ができた。

恋人を作りたかったらすでにいるように。

その人が入れるスペースをちゃんとあける。

なぜ、今実現しているように感じることが大事かは過去記事を読んでくださいね😃

NLP文章メンタルカウンセラー郁弥でした。❤

子供の心のコーチング

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先日、知り合いの方にご紹介いただいたこの本。
目からうろこがポロポロと。

うーん。良いですねえ…。

見守るって難しいですよね。

ついつい、手を貸したくなりますよね。

でも失敗させてやるって大切だなあ。

郁弥は夏休みの自由課題、親から「この本のどれかを写せ」と言われて自由研究の本というものを渡されました。それで写しても何にも楽しくないですよね。

自由研究とか、宿題とか、テストとか失敗してもいい。

むしろ、失敗の方が学びがある。

失敗は、フィードバックがあるだけ。

そこで「自分は何に関心があるんだろう?」って子供が考えるチャンスを親が奪ってはいけませんよね。

夏休みの自由研究、出さなかったらお母さんも恥ずかしいかもしれません。

でも、結果の成功より、もっと大切なものがありますよね。


NHKプロフェッショナル仕事の流儀に出ていた小学校教師の菊池省三先生。

子供たちの運動会は失礼ながら最後まとまりきらず、はたからみたらちょっと失敗かもしれません。でも、結果の成功ではなく、その裏の過程で子供たちが自分で考え、失敗し、悩み成長していました。まさに、大成功。
見事に整列した組体操や団体行動を見せて保護者から誉められる運動会は、先生が自分が「良い運動会ね」と言われる名誉のために作っているのかもしれません。
 自分の栄光より、子供一人ひとりを見て、必要な失敗をさせている。腹が座っていると感じました。さすがです。

そう、失敗は成功のもと。

たくさん失敗させてあげましょう。

お母さんはにこにこしているだけで大丈夫。

にこにこしていなくても、子供は本当に親を愛していますけどね。親以上に。


 知り合いのひきこもっていた人が岸見一郎氏の名著「嫌われる勇気・アドラー心理学」を読んで

「ああ、自分のひきこもりは親への復讐だった」

と納得されていました。

 そう、子供は親に愛されたくて頑張るし、見てほしくて頑張る。それが良い子で無理なときは、ダメな子としてでも、自分を見てほしいと思う。あえて反発して見せたり、憎ませてみせたり。

 そして、自分に自由が与えられず、親に進路を強いられた知り合いは何人かひきこもりました。

 いずれも美術や音楽が得意な人たちでしたが、普通の枠にはめられ合わなかったのでしょう。本当にもったいないです。

 病気と診断されている人もいるけど、違う人もいます。無意識に引きこもることで親に復讐をしている人も。

 「お前たちがこうしたんだ!」と自分を一番傷つけながら、必死に親に復讐をしています。

それと同時に「愛してくれ、でも、こんな自分は愛せないだろ?」と親の無償の愛も試しています。

 どの子も必死で親を愛しています。




 でも、人生は短いから。


 親も失敗させてあげましょう。

 だって、親だってはじめてだったんだもの。

 だって、親だってそんな風に育てられたのだもの。

 だって、そういう時代だったんだもの。



 全部手放して、今からでも身軽に動けます。

 まず、今したいことから。


 空を見上げてみてください。広いですよ。

 空を見るのか、足元の暗がりを見るのか、どこに焦点を当てるか。

 それはあなたの自由です。

 


NLP文章メンタルカウンセラー郁弥でした。