出会いの一冊
言わずと知れた世界の名著、7つの習慣。
ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」とともに、苦しい時期、メモしながら読みました。何とか解決策はないかと。
結局根本的な変化は山崎啓支さんのNLPで起きたのだけれど、その前に、知人の紹介で会った著名なコーチに
「コーチをつけずにここまで一人で分析したのはすごい」と言わせたのはこの一冊のおかげも大きい。
あとは、NPOファミリーカウンセリングサービスの手法で毎晩寝る前に3カ月間、
・きょうあった良いこと
・感謝すること
・自分の良いところ
・好きなこと
・やってみたいこと
を10個ずつシートに書くということもしました。
脳内のネガティブ回線から、ドーパミンが出るわくわく回線の方を強化するため。
そのほか、今の課題など書き出したり、許せないことなど怒りはノートに書き出して、頭の中からは出して、ノートに記憶させて棚の奥にしまう、というやり方をしました。いつでもそこから取り出して読めるから、頭からは外そうと。(NLPのビリーフチェンジでビリーフを預ける概念と似ていましたね)
しかし、この方法は、好きなことや自分の良いところを書けずに終わる人もいます。そのため、カウンセラーなど支援者の励ましも一緒に必要です。
さて、話がそれました。
7つの習慣の素晴らしいところ。正しくは読んでくださいね。簡単に書きますと
1つは関心の輪ではなく、影響の輪に力を入れていること。
にじゅうまるの真ん中に自分がいるとイメージしてください。外側が関心の輪。内側が影響の輪です。
私たちは人からどう見られるか、これはうまくいくかという大きい外側の関心の輪にいつも、とらわれています。
しかし、それはいくら広げても無限に広がるばかり。だって他人の考えは自分にどうすることもできませんから。不安になっちゃいますね。
それより、内側の輪。自分でなんとかできる影響の輪の拡大に力を入れる。行動したり、考えたり。
自分で変えられることに専念すると、不安も減り、結果的に良いものがきます。
そう、話がそれますが、よく言われる
不安の8割は起こらないという法則も本当です。
私は信じていませんでしたが、まさに引き寄せの法則なんですね。
大丈夫だと思っていると起こらずに出来事が避けていくんです。驚きました。
このあたりは、インド映画「きっとうまくいく」が大変おすすめです。
また話がそれました。
さて、そうそう、次の7つの習慣の素晴らしいところ。
それは、
あなたはどこに優先順位を置くか?
という問いかけ。
1 緊急で重要なこと
2 緊急でない重要なこと
3 緊急で重要でないこと
4 緊急でない重要でないこと
さて、あなたはどれですか?
答えが決まったら下を読んでくださいね。
私、当時は1 緊急で重要なことに決まってると思っていました。
仕事に追われ、目の前の早くやらないといけない仕事に忙殺されていました。だって緊急だし重要だもん。
でも、それだとダウンします笑。はい、朝五時から夜中の二時まで働く日々、体が持ちませんね。
人生を豊かにする考え方は
2 緊急でない重要なこと
にどれだけ時間をさけるか、なんですね。
確かに、死ぬ間際に「あの書類を」とか「あの仕事をやった」とか、「卒業証明書を持ってきて」とは言いません。
家族とどんな話をしたか、どんな素敵な旅をしたか、子供の寝顔、親の笑顔、ありがとうといわれた記憶、そんな、緊急でない重要なことが走馬灯のように浮かぶのでしょう。
いつ人生の終わりが来るかはわかりません。でも、
全ての人に必ず死はきます。
自分の人生をどんなものにしたいか考え、学び、行動することに、どれだけ時間をかけられるか。
緊急でない重要なことを優先することは、一見大変です。
でも、もしこのあとすぐに交通事故で亡くなるとしたら?
あなたに悔いはありませんか?
それがもし一カ月後なら、何をしますか?
それがもし、二年後だとしたら?
やっちゃえ。
NLP文章メンタルカウンセラー郁弥でした。
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